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衝撃だった日本の子育て

アメリカでの子育て

日本にはほぼ毎年帰国していましたが、子供が生まれる前までは親と現地合流でヨーロッパ行ったり、カナダ行ったりしていたので、とりあえず親に会うというミッションはクリアしていました。妊娠5か月で日本に行き、また子供が1歳半になったときに日本に一時帰国しました。妊娠5か月で帰国したときは、まだ子供が生まれていなかったので、日本の子育てというものを実感することはありませんでした。

1歳半になったとき、久々に妹も首都圏から里帰りし、福岡で合流してキャナルシティのチームラボへ(現在は閉館)。一緒に食事に行ったら、妹は平気に手慣れた様子で、子供用の前掛けとかオモチャとか、お店の人にリクエスト。「え、これはもうレストランで標準仕様なの?」と思うくらい、普通にありました。チームラボも衝撃で、あれだけ遊んで大人も楽しめてその当時2000円もしなかったような。アメリカの近所にある子供博物館は、かなり寂れていて、遊具が汚いのに、一人33ドルです。何この違い?妹と話していたら、妹が住んでいる市では、子供は18歳まで医療費無料だと。そこでまた妹が「ベビーカーに付けるフックをちょっと100均で買ってくる!」と言って、すぐ帰還。私がアメリカで住んでいるところでは、ベビーカーに付けるフックだけでも10ドル近くするし、売っているところも限られていたり、品切れだったりで、買う気すら失せます。

この時の一時帰国が、今の日本移住したいという気持ちに大きく繋がったのかもしれません。安い、品数が多い、何といっても選択肢の幅が広い!物価が上がりすぎたアメリカでは、QOLが揺るがされていて、選択肢は少ないし、アクティビティの数も少ないし、何をしても心底楽しめないです。基本的に私がケチなだけだと思いますが、アメリカに長く住んでみると、恐らくそういう気持ちになる人も多いかもしれません。

アメリカ移住してから20年以上経っていますが、その間に日本は劇的成長を遂げています。本当に日本にいる人たち、ラッキーだよと言いたいです。私のクセあり性格では日本社会に馴染めなかったので、帰国したところで馴染めるかはわかりません。アメリカはアメリカで良いところがあります。せっかく今まで見知らぬ世界で頑張ってきたのだから、これからは良いとこ取りで生きたい!子供もいろんな選択肢から取捨選択した上で、自分が好きな道へ羽ばたいていって欲しい!

それが目下の目標であり、それに向かって毎日ブレインストーミングをしています。

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