日本で言ったら英才教育になるのかもしれませんが、アメリカでは自分で掘り出して掘り出して掘り出さない限り、お安い公的な子供向けのアクティビティがありません。そのため、習い事を探すことになりますが、それが数が少ないわ、すぐ一杯になるわ、質はそれほど良くないわ・・・もう妥協で通わせています。
悲しいですが、親がとにかくガッツリ前向きにアクティビティを探してあげないと、子供たちは学校の後などダラダラ過ごしてしまうことになります。それを「家族の時間」と前向きに捉えることもできますが・・・その判断はご家庭によって違うので、一概に習い事などさせるのが良いとも言えません。
うちの子に関しては、1)5歳からピアノ。本当は3歳くらいから始めたかったのですが、ピアノ教室が5歳未満を受け入れてくれません。幼児は椅子にさえ座っていられないからだそうです。市に何件かあるフランチャイズのピアノ教室に通わせていましたが、週1の30分の個人レッスンで、月120ドルがクレジットカードから自動引き落としになります。休むときは振替レッスンを入れることができますが、振替レッスンはグループレッスンになります。1年前から日本人のママ友で音大に通っていた人に変更しました。2)5歳から空手(私自身も長年やっているので、有無を言わせず通う)。これは月50ドルくらい、3)5歳からバレエ。週1の1時間のレッスンが18ドルくらいなので、月100ドルを超えないくらいです。ここはバレエ以外にヒップホップやジャズダンスなどもやっているので、他のダンスがやりたいと言い出したら、それも可かなと思いまして。4)オンラインの日本語補習校。国語だけ利用していて、小学2年生は50分の授業が10分の休み時間を取って2つあり、月120ドルくらい。参加できない場合は、録画が送られてきます。5)日本のタブレット学習。月3000円くらい。6か月毎にクレジットカードで引き落とされます。
学校によっては、放課後のアクティビティを期間限定で行っているところもあります。有料です。私の子供の学校は、不定期でSTEMクラスとかレゴクラスなどがあります。が、当日にすぐ申し込まないと、すぐに満員になってしまいます。
また、市も四半期を区切りとして行っているプログラムがあります。子供の工作、水泳、料理などがありますが、これも親が目を光らせていないと、登録の日が限られていて、登録時刻と同時に数分で満員になってしまいます。基本的に無料です。数回参加しましたが、講師の先生もあまりモチベーションが高くなく、あっさり休みになることもありますし、あまりはっきりとしたカリキュラムもないので、時間潰し感が否めません。日本のショッピングモールで行われている、ちょっとした工作教室などに近いです。
あまり親御さんを急かしたくはありませんが、アクティビティや習い事をさせたい場合は、親が地道にアンテナを張っていないといけません。これも個人主義の国であるから仕方がないかもしれません。
コメント